testingさんの出題を毎週楽しみにしています。
http://74598.diarynote.jp/201205111419133181/
練習も兼ねて解答してみます。
解答であって正解ではないので、あしからず。
# 現在ルールの勉強中です。間違いがあったらご指摘いただけると助かります。
# 自分で解きたい方は閲覧をいますぐやめてください。
A:×。
プロテクション(サブ・タイプ)はそのサブ・タイプに対してのプロテクションを定義する。
そして、サブ・タイプはクリーチャー以外も持つ。
この出題に対する反例を挙げれば、
・「部族 インスタント-ゴブリン」である《タール火/Tarfire》
・「部族 インスタント-多相の戦士」である《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》
などは、文中のクリーチャーを対象として取ることはできない。
よって、意味するところは違う。
# あと、《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》のサイクリング時誘発能力の対象にもなりませんね。でっていう。
2-1) A:可能。
プレインズウォーカーのルーリングは下記の通り。
この場合は「対戦相手のコントロールする発生源~与えられる場合」に該当する。つまりAに選択権があるため、移し変え効果のルールが適用される。
2-2) A:生け贄に捧げる必要がある。※ちょっと自信がない。
《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》のテキストは下記の通り。
要は「ダメージが移し変えられた場合、テキスト通りの処理がなされていないが、その場合は生け贄に捧げる必要があるか?」というのが出題意図である。
ここで「そうした場合」=「『苛立たしい小悪魔はBに4点のダメージを与える』ことを選んだ場合」である。実際は《イニストラードの君主、ソリン》に与えられているが、実際にBにダメージが与えられたか否かを問わない。
よって、「そうした場合」を満たしていると考えられるので、Aの《苛立たしい小悪魔》は生け贄に捧げられる。
A:不可能。
結魂に関するルーリングは下記の通り。
これらをふまえると、
1.《解放の天使》のCIP能力で《翼作り》を手札に戻す前の時点で、《翼作り》と《銀刃の聖騎士》は組になっている。この時点で、《解放の天使》が戦場に出たことによって結魂は誘発しない。
2.その後、CIP能力が解決され、《銀刃の聖騎士》は組でなくなる。この時点で初めて、《銀刃の聖騎士》の結魂能力が誘発するようになる。
3.しかし、《解放の天使》は既に場に出ている。
よって、結魂能力は誘発せず、《解放の天使》と《銀刃の聖騎士》は組になることができない。
# 《修復の天使/Restration Angel(AVR)》なら可能なんだけどなぁ・・・。
そんなところで。
解釈の違い等についてもご意見等いただければありがたいです。
http://74598.diarynote.jp/201205111419133181/
練習も兼ねて解答してみます。
解答であって正解ではないので、あしからず。
# 現在ルールの勉強中です。間違いがあったらご指摘いただけると助かります。
# 自分で解きたい方は閲覧をいますぐやめてください。
問1
かたならし○×。
「プロテクション(ゴブリン)とは、プロテクション(ゴブリン・クリーチャー)と意味するところは同じである。」
○か×か?
A:×。
プロテクション(サブ・タイプ)はそのサブ・タイプに対してのプロテクションを定義する。
そして、サブ・タイプはクリーチャー以外も持つ。
この出題に対する反例を挙げれば、
・「部族 インスタント-ゴブリン」である《タール火/Tarfire》
・「部族 インスタント-多相の戦士」である《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》
などは、文中のクリーチャーを対象として取ることはできない。
よって、意味するところは違う。
# あと、《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》のサイクリング時誘発能力の対象にもなりませんね。でっていう。
問2
Bは忠誠カウンターが4個乗っている《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》をコントロールしている。
Aのターン、Aは《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》を唱えて、それを戦場に出した。
B「じゃあ、4点食らうことを選ぶよ。」
2-1)
Aはこの4点をB本体ではなく、《イニストラードの君主、ソリン》に与えたい。それは可能か?
2-2)
2-1)が可能な場合、《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》は生贄に捧げる必要があるか?
その理由も示せ。
2-1) A:可能。
プレインズウォーカーのルーリングは下記の通り。
306.7 対戦相手のコントロールする発生源からの、戦闘ダメージでないダメージがプレイヤーに与えられる場合、その対戦相手はその代わりにその発生源にそのダメージをそのプレイヤーのコントロールするプレインズウォーカーに与えさせることを選んでもよい。これは移し変え効果(rule 614.9 参照)であり、置換効果の順番に関する通常のルール(rule 616 参照)に従う。その対戦相手は、その移し替え効果が適用されるに際して、ダメージを移し変えるかどうかを選ぶ。
この場合は「対戦相手のコントロールする発生源~与えられる場合」に該当する。つまりAに選択権があるため、移し変え効果のルールが適用される。
2-2) A:生け贄に捧げる必要がある。※ちょっと自信がない。
《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》のテキストは下記の通り。
Vexing Devil / 苛立たしい小悪魔 (赤)
クリーチャー — デビル(Devil)
苛立たしい小悪魔が戦場に出たとき、いずれの対戦相手も「苛立たしい小悪魔は自分に4点のダメージを与える」ことを選んでもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、苛立たしい小悪魔を生け贄に捧げる。
要は「ダメージが移し変えられた場合、テキスト通りの処理がなされていないが、その場合は生け贄に捧げる必要があるか?」というのが出題意図である。
ここで「そうした場合」=「『苛立たしい小悪魔はBに4点のダメージを与える』ことを選んだ場合」である。実際は《イニストラードの君主、ソリン》に与えられているが、実際にBにダメージが与えられたか否かを問わない。
よって、「そうした場合」を満たしていると考えられるので、Aの《苛立たしい小悪魔》は生け贄に捧げられる。
問3
Pは以下の2体のクリーチャーをコントロールしている。それらは組である。
《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
《翼作り/Wingcrafter》
Pは《解放の天使/Emancipation Angel》を唱え、《翼作り/Wingcrafter》を手札に戻し、《解放の天使/Emancipation Angel》と《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》を組にしようとした。
さて、そのようなことは可能だろうか?
A:不可能。
結魂に関するルーリングは下記の通り。
結魂/Soulbondは、以下の2つの誘発型能力からなる。
○このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがこのクリーチャーおよび他のクリーチャー1体の両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはこのクリーチャーをもう一方の組になっていないクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である。
○他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがそのクリーチャーおよびこのクリーチャーの両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはそのクリーチャーをこのクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である。
これらをふまえると、
1.《解放の天使》のCIP能力で《翼作り》を手札に戻す前の時点で、《翼作り》と《銀刃の聖騎士》は組になっている。この時点で、《解放の天使》が戦場に出たことによって結魂は誘発しない。
2.その後、CIP能力が解決され、《銀刃の聖騎士》は組でなくなる。この時点で初めて、《銀刃の聖騎士》の結魂能力が誘発するようになる。
3.しかし、《解放の天使》は既に場に出ている。
よって、結魂能力は誘発せず、《解放の天使》と《銀刃の聖騎士》は組になることができない。
# 《修復の天使/Restration Angel(AVR)》なら可能なんだけどなぁ・・・。
そんなところで。
解釈の違い等についてもご意見等いただければありがたいです。
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