アジャニは早速2ドル値下がりしましたね。
既存のアーキタイプに合致しないのが、価格が上がらない理由でしょうか。
(《教区の勇者》が飛んでくるとか割と洒落にならない気もしますが……)
もうしばらく様子を見るとします。
さて、毎週恒例のtestingさん出題・FMQの解答を作ってみます。
自分なりの解答であって正答ではないので、あしからず。
自分で解きたい人は、以下見ないでください。
A:×。論拠は総合ルール120.2aです。
というわけで、この場合は「APが2枚引き、その後NAPが2枚引く」が正しい手順となります。
# DoP2013に収録の《繁栄/Prosperity》がもしもM13に収録されたら、知っておかないといけない知識ですね。
A:1枚。《業火のタイタン》の誘発型能力テキストは下記の通り。
さらに、総合ルール114.3もみてみましょう。
というわけで、この誘発型能力においては、プレイヤーは1回しか対象にとれません。つまり、「Bを3回対象にとって1点×3」というようなことはできません。3点×1回となります。
よって、引ける回数は1回です。
# 《苦悶のねじれ/Agony Warp》《力の種/Seeds of Strength》などとの挙動の違いに注意。
A:2/2になる。
状況によってP/Tがの値が変動する能力は特性定義能力と呼ばれ、(いつぞやのルーリング改定により、)戦場以外の領域でもその状態を参照するようになりました。たとえば、《タルモゴイフ》は戦場以外の領域でも戦場と同じようにパワー・タフネスを定義される(たとえば、ソーサリー・インスタント・クリーチャーの3/4とします)ので、《縫合グール》で追放された場合はその分のパワー(この場合は3)を得ることになります。
問の場合、《霊誉の僧兵》はオーナー(=対戦相手)の追放領域にあるため、この場合は対戦相手のクリーチャー数をチェックします。よって、このクリーチャーのP/Tは2/2となります。
# 《ブルードスター》等も同様です。
間違い、ご意見等ございましたらコメントください。
よろしくお願い申し上げます。
既存のアーキタイプに合致しないのが、価格が上がらない理由でしょうか。
(《教区の勇者》が飛んでくるとか割と洒落にならない気もしますが……)
もうしばらく様子を見るとします。
さて、毎週恒例のtestingさん出題・FMQの解答を作ってみます。
自分なりの解答であって正答ではないので、あしからず。
自分で解きたい人は、以下見ないでください。
問1
かたならし○×。
「APとNAPが互いに2枚のカードを引く場合、『APが1枚引いてからNAPが1枚引く』ことを2回繰り返す。」
○か×か?
A:×。論拠は総合ルール120.2aです。
120.2a 効果によって複数人がカードを引く場合、まずアクティブ・プレイヤーが指定された枚数のカードを引き、その後ターン順で他のプレイヤーがカードを引く。
というわけで、この場合は「APが2枚引き、その後NAPが2枚引く」が正しい手順となります。
# DoP2013に収録の《繁栄/Prosperity》がもしもM13に収録されたら、知っておかないといけない知識ですね。
問2
Aは《二人組の見張り番/Tandem Lookout》と《業火のタイタン/Inferno Titan》をコントロールしておる。この2体は組である。
Aのターン、Aは《業火のタイタン》で攻撃し、《業火のタイタン》の誘発型能力でBに3ダメージを与えた。
A「1ダメージを3回、ってことで3枚引くね。」
B「3ダメージが1回、なので1枚だろ。」
さて、Aは何枚のカードを引けるか?
A:1枚。《業火のタイタン》の誘発型能力テキストは下記の通り。
業火のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、クリーチャーかプレイヤーの組み合わせを1つまたは2つまたは3つ対象とする。業火のタイタンはそれらに、3点のダメージを望むように割り振って与える。
さらに、総合ルール114.3もみてみましょう。
114.3 同じ「target」の語で示される中で(日本語版では、「[性質]N個(または[性質]N個)」としてまとめられている中で)、同じ対象を複数回選ぶことはできない。複数の対象群がある場合、同一のオブジェクト、プレイヤー、あるいは領域を(条件を満たしているなら)それぞれ1回ずつ対象に取ることができる。この規定は、呪文や能力の対象を選ぶときと、呪文や能力の対象を変更したり新しい対象を選んだりするとき(rule 114.6 参照)の両方に適用される。
というわけで、この誘発型能力においては、プレイヤーは1回しか対象にとれません。つまり、「Bを3回対象にとって1点×3」というようなことはできません。3点×1回となります。
よって、引ける回数は1回です。
# 《苦悶のねじれ/Agony Warp》《力の種/Seeds of Strength》などとの挙動の違いに注意。
問3
あるプレイヤーPは、《映し身人形/Duplicant》で、対戦相手の《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》を追放した。
この《映し身人形/Duplicant》のP/Tはいくつか?
なお、Pはこの他にクリーチャーをコントロールしておらず、対戦相手は他に2体のクリーチャーをコントロールしているものとする。
A:2/2になる。
状況によってP/Tがの値が変動する能力は特性定義能力と呼ばれ、(いつぞやのルーリング改定により、)戦場以外の領域でもその状態を参照するようになりました。たとえば、《タルモゴイフ》は戦場以外の領域でも戦場と同じようにパワー・タフネスを定義される(たとえば、ソーサリー・インスタント・クリーチャーの3/4とします)ので、《縫合グール》で追放された場合はその分のパワー(この場合は3)を得ることになります。
問の場合、《霊誉の僧兵》はオーナー(=対戦相手)の追放領域にあるため、この場合は対戦相手のクリーチャー数をチェックします。よって、このクリーチャーのP/Tは2/2となります。
# 《ブルードスター》等も同様です。
間違い、ご意見等ございましたらコメントください。
よろしくお願い申し上げます。
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