第3回 UC杯
日時
平成27年1月31日(土)
受付:11:30~12:00(定員:32人) 受付終了後開始
場所
一刻館宇都宮店
〒320-0803 栃木県宇都宮市曲師町3番12号シルバービル1階
TEL 028-633-6863 (担当:阿部)
フォーマット
制限付スタンダード構築(※後述)
対戦方式
スイスドロー3~5回戦
17人以上参加の場合はスイスラウンド上位4人によるシングルエリミネーション
参加費
300円
参加賞
スタンダードで使用可能なプロモーションカードをランダム配布
上位入賞賞品
シングルカード割引券を配布
(参加人数により金額等変動がありますので予めご了承ください)
使用可能セット・カード
スタンダードで使用可能なセット(テーロス、神々の軍勢、ニクスへの旅、Magic 2015、タルキール覇王譚、運命再編)において、下記に該当するもの
・基本地形
・コモンすべて(土地含む)
・アンコモンすべて(土地含む)
※レア、神話レアはすべて使用禁止となります。
【備考】
・制限付構築の為、受付終了後、Round1開始前にデッキリスト提出をお願いしています。ご協力をお願いいたします。
・使用禁止カードの使用がラウンド進行中に確認された場合は、ジャッジが判断しますが、基本的に「ゲームの敗北」以上の懲罰が与えられます。予めご了承ください。
・初心者、大会未経験者の参加しやすい大会を目指しています。どなたでもぜひ気軽にご参加ください。ルールについてはスタッフが指導します。
・参加者の希望により、初心者講習会、構築講座、プレイング指南等のティーチングをいたします。スタッフ(担当:アベ/アンザイ)にお声掛けください。
# 他、ご質問等ございましたら、
# Twitter(@tokeimawari)、主催店舗(028-633-6863)もしくは
# 下記メールアドレスまでお問い合わせください。
# cheapwestあっとまーくmail.goo.ne.jp
# あかつき杯の前日ですが、よろしくお願いします。
FRF注目の一枚、《ティムールの剣歯虎》(以下《虎》)。
EtBの再利用のほかにも、様々な悪用方法があります。スタンダードでは《ニクスの神殿、ニクソス》+《旅するサテュロス》+《ティムールの隆盛》の無限マナ生成が有名ですが、さすがにUC杯では実現が難しい状態です。どんな使い方ができるか、見ていきましょう。
1.死亡回避の活用
キーカード:《マルドゥの火起こし》《霜歩き》
普通の使い方です。死にやすい生物を戻して再利用したり、無理やり攻撃を通したりするのに使います。使い捨てになってしまう《マルドゥの火起こし》や《群れ生まれの巨人》なんかを救ったりできます。《激情のゴブリン》も、手札に戻して何度でも使いましょう。なお、この能力は対象を取っていないため、《霜歩き》も手札に戻せます。
2.EtB能力、変異時能力再利用
キーカード:《ナイレアの信奉者》《サテュロスの道探し》
基本的な使い方です。EtB能力を持つクリーチャーを戻して、何度も効果を誘発させてアドバンテージを稼ぎます。赤単必須の環境なので、同マナ域ですが《信奉者》は必須パーツでしょう。自身の破壊不能により、「強襲」系EtB持ちとは特に相性がいいですね。《マルドゥの頭蓋割り》なんかを使いまわされたら吐きそう。また、各種「変異」時の誘発型能力とも相性が良く、変異キャスト⇒変異能力使用⇒手札へ、で繰り返し利用可能です。マナはかかりますが……。
3.予示との組み合わせ
キーカード:《魂の召喚》《天上の待ち伏せ》
一風変わった使い方として、「予示」を手札に戻す、ということもできます。スペルや土地なら手札に加えてアドが稼げます。生物ならそのまま表返ってもOK、EtB持ちなら当然再利用も可能。分かりやすく《天上の待ち伏せ》が2ドロー+αに化けるのが面白いですね。
4.授与との組み合わせ
キーカード:《水晶オウムガイ》
単体で存在感のある「授与」持ち生物は環境にほとんどないため、授与後に残る本体は貧弱なものが多めです。そこで《虎》の出番。授与後に残った本体を手札に戻し、再度授与コストで唱えることが可能です。一押しは《水晶オウムガイ》。《キオーラの追随者》などとの組み合わせで一方的な虐殺劇を行なうことも可能です。
5.コントロール奪取系との組み合わせ
キーカード:《反逆の行動》《謙虚な離反者》
相手の生物のコントロールさえ奪えば手札に戻せます。相手がブロッカーを出してきたら、すかさず《反逆の行動》でいただき、殴り返したあとに手札へ。結構鬱陶しいです。ちなみに、《謙虚な離反者》能力起動⇒スタックで《虎》能力起動、の手順で、相手にコントロールを渡すことなく2枚引けます。小ネタとして。
というわけで、前振りが長くなりました。
本日のサンプルデッキです。
シミックアドバンテージ
土地 23
4《茨森の滝/Thornwood Falls》
10《森/Forest》
9《島/Island》
クリーチャー 25
4《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
4《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》
4《激浪のキマイラ/Riptide Chimera》
4《水晶オウムガイ/Crystalline Nautilus》
4《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
4《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple》
1《ネシアンの猟区管理者/Nessian Game Warden》
その他 12
3《豊穣の泉/Font of Fertility》
3《倒れた者からの力/Strength from the Fallen》
1《ナイレアの存在/Nylea’s Presence》
3《雲変化/Cloudform》
2《実在への書き込み/Write into Being》
生息条件(島)さんリスペクトで、シミックのデッキです。本来ならスゥルタイにして探査&ミル系生物多め+《残忍な切断》をタッチするとそれっぽいのですが、せっかくなので2色で。リスペクト。
序盤はマナ基盤を整えて、《旅するサテュロス》や《ナイレアの信奉者》で凌ぎます。墓地を肥やしながら、破壊不能の《虎》+《倒れし者からの力》で無理やり突破して勝利します。
アドバンテージ獲得源として、《激浪のキマイラ》を加えています。《ナイレアの存在》でお手軽アド、《雲変化》で予示を発生させ、《キマイラ》の能力で《雲変化》を戻すと何度でもクリーチャーを出せます。もちろん、予示は《虎》で手札に戻せます。また、単体でも、《倒れし者~》を何度でも誘発させることができます。《稲妻の一撃》圏外の3/4クロックなので、かなり有用なのでは。
サイドボードには速攻系対策に《カル・シスマの風》や《部族養い》、除去避けなら《レインジャーの悪知恵》などいくつか候補が。《自然へ帰れ》は怖いので、追加のフィニッシュ手段として《強大化》など探査スペルも悪くないと思います。《ファリカの癒し人》で回収するのもいいのでは。
いろいろな使い方が考えられる《虎》。ぜひ皆さんも悪だくみをしてみてください。
コメント
貴ブログの関連記事をリンクにつっこんでしまいましたが大丈夫でしょうか・・・?
必要であればリンク消します!><
リンクはどんどん貼っていただいてOKですよ^^
ぜひぜひ広めてください!
《ティムールの剣歯虎》は、本当に強力で、遊び甲斐のあるカードですよね。
4マナと中堅を担いつつサイズもあるので、緑が濃いめのデッキであれば、構築でいう《世界を喰らう者、ポルクラノス》枠としてフルで採用できそうです。
シミックはアドバンテージは取れまくるものの、早さと除去に乏しいので、使うプレイヤーは少ないのでしょうかね。
この限定構築における、シミック連合の活躍を期待しております。