下記概要にて大会を実施することになりました。
 ぜひ奮ってご参加くださいませ。

 なお、前回より禁止カードが制定されました(詳しくは後述)。
 多様性のあるメタゲームを構築するのが目的ですので、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。


第5回 UC杯

日時
 平成27年4月25日(土)
 受付:11:30~12:00(定員:32人) 受付終了後開始
場所
 一刻館宇都宮店
 〒320-0803 栃木県宇都宮市曲師町3番12号シルバービル1階
 TEL 028-633-6863 (担当:阿部)
フォーマット
 制限付スタンダード構築(※後述)
 ※DCIイベント申請区分は「カジュアル」となります。PWPは参加分1点しか付与されませんので、その旨ご留意願います。
対戦方式
 スイスドロー3~5回戦ののち、
 スイスラウンド上位4人によるシングルエリミネーション
参加費
 300円
参加賞
 スタンダードで使用可能なプロモーションカードをランダム配布
上位入賞賞品
 シングルカード割引券を配布
 (参加人数により金額等変動がありますので予めご了承ください)
特別賞
 デッキ賞(シングルカード割引券+素敵な賞品を配布予定)

使用可能セット・カード
 スタンダードで使用可能なセット(テーロス、神々の軍勢、ニクスへの旅、Magic 2015、タルキール覇王譚、運命再編、タルキール龍紀伝)において、下記に該当するもの
・基本地形
・コモンすべて(土地含む)
・アンコモンすべて(土地含む)
禁止カード
・レア、神話レアすべて
《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》(KTK)

【備考】
・制限付構築の為、受付終了後、Round1開始前にデッキリスト提出をお願いしています。ご協力をお願いいたします。
・使用禁止カードの使用がラウンド進行中に確認された場合は、ジャッジが判断しますが、基本的に「ゲームの敗北」以上の懲罰が与えられます。予めご了承ください。

初心者、大会未経験者の参加しやすい大会を目指しています。どなたでもぜひ気軽にご参加ください。ルールについてはスタッフが指導します。

・参加者の希望により、初心者講習会、構築講座、プレイング指南等のティーチングをいたします。スタッフ(担当:アベ/アンザイ)にお声掛けください。

# 他、ご質問等ございましたら、
# Twitter(@tokeimawari)、主催店舗(028-633-6863)もしくは
# 下記メールアドレスまでお問い合わせください。
# cheapwestあっとまーくmail.goo.ne.jp

# TWCの前日ですが、よろしくお願いします。

# 繰り返しますが、《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》は禁止です。
# 間違ってデッキに入れないようご注意ください。


【Notice】多色を組みたい方へ:
 使用できる「基本でない土地」のおさらいです。
・《進化する未開地/Evloving Wilds》(M15、DTK)
・《未知の岸/Unknown Shores》(THS)
・タルキール覇王譚のタップイン2色土地(《平穏な入り江/Tranquil Cove》等10種)(KTK)
・タルキール覇王譚のタップイン3色土地(《神秘の僧院/Mystic Monastery》等5種)(KTK)
・《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》(M15)
・《光輝の泉/Radiant Fountain》(M15)




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 戦略記事最終回です。
 今回は、各色の注目カードについて見ていこうと思います。

【注目のカード:白】
 主にウィニー戦略を後押しするカードが増えました。前回優勝の白単や、TOP4の白黒アグロが強化されそうですね。
Great Teacher’s Decree / 偉大なる師の指令 (3)(白)
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+1の修整を受ける。
反復

 全体強化+反復。《急報》など、ウィニー戦略やトークン生成からのフィニッシュブローとして使いたいですね。《道の探求者》など、果敢との相性も良いです。ソーサリーなので奇襲性はないですが、十分な性能でしょう。
Scale Blessing / 鱗の祝福 (3)(白)
インスタント
鼓舞1を行い、その後あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。

 こちらも《密集軍の指揮者》との相性は良さげです。《偉大なる師の指令》と違ってインスタントなので、コンバットトリックとしても使えます。重いですが。

【注目のカード:青】
 「濫用」以外にも、意外と「ありそうでなかった」カードが増えています。デッキの軸になりそうなものもありますよ。
Glint / きらめき (1)(青)
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+0/+3の修整を受けるとともに呪禁を得る。

 ありそうでなかった《ミジウムの外皮》(RTR)系スペル。2マナは重いですが、白を入れずに除去を避けられるようになったのは大きいのでは。しかし、白には《魂の起点》が追加されていますし、この手のスペルは依然として白のほうが強力です。
Anticipate / 予期 (1)(青)
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。

 帰ってきた《衝動/Impulse》(VIS)。前回の《タッサの激憤》コンボのような、キーパーツを集めるデッキには非常に効果的です。また、手札を減らさず「果敢」を誘発させるなど、使い勝手は非常によさそうです。

【注目のカード:黒】
 待ちに待った優良除去が追加されました。他にも、各種優良カードが増えています。
Blood-Chin Rager / 血顎の憤怒鬼 (1)(黒)
クリーチャー - 人間(Human) 戦士(Warrior)
血顎の憤怒鬼が攻撃するたび、このターン、あなたがコントロールする各戦士(Warrior)クリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
2/2

 戦士デッキが一気に強化されました。特に先手時の突破力は目を見張るものがあります。個人的にはトップカードに推したいぐらい、強力なカードです。Naya Blitzの《火拳の打撃者》に近いですが、効果はそれ以上ですね。
Ultimate Price / 究極の価格 (1)(黒)
インスタント
単色のクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。

 優良除去が帰ってきました。UC環境ではほとんどの生物が単色です(今のところは)。非常に優秀なカードと言えそうです。
Virulent Plague / 悪性の疫病 (2)(黒)
エンチャント
クリーチャー・トークンは-2/-2の修整を受ける。

 効果が2倍の《集団疾病》。赤のトークン系に対して絶大な効果を発揮しそうです。サイドボードに置いておくと役に立つかもしれません。

【注目のカード:赤】
 ついに全体除去が加わりました。しかし、ウィニー戦略を支えるカードも入るなど、どちらの方向性でも強化されたと言えそうです。
Impact Tremors / 衝撃の震え (1)(赤)
エンチャント
クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、衝撃の震えは各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。

 プチ《鍛冶の神、パーフォロス》。コンボやトークン戦略のお供にちょうどいいカードです。設置も軽いので、思わぬ打点を稼ぐかも・・・?《悪性の疫病》で封殺されづらくなる点もプラス。
Seismic Rupture / 大地の断裂 (2)(赤)
ソーサリー
大地の断裂は、飛行を持たない各クリーチャーにそれぞれ2点のダメージを与える。

 といいつつ、強化された各種ウィニーに向かい風が。黒の特権だった全体除去が赤にも加わりました。シングルシンボルなので打ちやすく、非常に使いやすい全体除去です。
Roast / 焙り焼き (1)(赤)
ソーサリー
飛行を持たないクリーチャー1体を対象とする。焙り焼きはそれに5点のダメージを与える。

 ほぼ単体除去として機能する優良火力。飛行クリーチャーが落とせないのが玉に瑕ですが、高速で呼ばれた《グルマグのアンコウ》に対処できるのは嬉しいところです。

【注目のカード:緑】
 マナ加速やフォグに選択肢が増えたほか、擬似ドローやエンドカードなど、バリエーション豊かな新顔が揃っています。
Explosive Vegetation / 爆発的植生 (3)(緑)
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カードを最大2枚まで探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

 構築実績もあるマナ加速。ランプ系が組みやすくなったのは良いことですね。《市場の祝祭》優先かもしれませんが……。
Scaleguard Sentinels / 鱗衛兵の歩哨 (緑)(緑)
クリーチャー - 人間(Human) 兵士(Soldier)
鱗衛兵の歩哨を唱えるための追加コストとして、あなたの手札にあるドラゴン(Dragon)・カードを1枚公開してもよい。
あなたが鱗衛兵の歩哨を唱えた時点でドラゴン・カードを公開したかドラゴンをコントロールしていたなら、鱗衛兵の歩哨は+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
2/3

 条件さえ整えば2マナ3/4、そうでなくても2/3と、まずまずの戦力。UC杯ではタフネス2と3、そして3と4の間に大きな隔たりがあります。うまく3/4で出せれば儲けものですね。
Sight of the Scalelords / 鱗王の監視 (4)(緑)
エンチャント
あなたのターンの戦闘の開始時に、ターン終了時まで、あなたがコントロールするタフネスが4以上のクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに警戒を得る。

 毎ターン自軍を強化するエンチャントがアンコモンになるのは珍しく、出したターンの即効性もあるのでエンドカードとして機能しそうです。序盤からタフネス偏重のクリーチャーを並べて耐える戦略とかみ合っています。



 なお、各種対抗色対策カード(《正義のうねり》《氷固め》《自傷疵》《引き裂く流弾》《威圧の誇示》)が追加されたのも大きな変化です。サイドボードに悩むことも少なくなるでしょう。特に《正義のうねり》は赤系アグロに、《引き裂く流弾》は「英雄的」や白系ウィニーに刺さる優秀なカードです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 今回はこの辺で。
 では、当日(4/25(土)です!)お会いしましょう!
 よいUCライフを!

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