第7回UC杯、いよいよ今週末、土曜日に迫りました。
準備は進んでいますか?
スタン環境はPT以降激変しており、なかなかUC杯まで手が回らない、という方も多いと思います。「アーキタイプが決まればデッキが組めるのに~」という方も多いのではないでしょうか。
そんなわけで、今日は、過去6回の開催実績から主要なアーキタイプを抜き出して、概略を説明してみます。
既にデッキを組んでいる方にとっても、環境理解の一助になれば幸甚です。
今日解説するのは、
それでは早速。
いかがでしたでしょうか?
もちろんこれ以外にも多くの可能性がありますが、彼を知り己を知れば百戦殆うからず。他の環境でもそうですが、メタゲームを想定した上でデッキを組み上げていきましょう。(過去の優勝者はいずれもサイドボードの練りこみが素晴らしかった、ということを付記しておきます)
当日のお越しをお待ちしております!
【Notice】多色を組みたい方へ:
使用できる「基本でない土地」のおさらいです。
準備は進んでいますか?
スタン環境はPT以降激変しており、なかなかUC杯まで手が回らない、という方も多いと思います。「アーキタイプが決まればデッキが組めるのに~」という方も多いのではないでしょうか。
そんなわけで、今日は、過去6回の開催実績から主要なアーキタイプを抜き出して、概略を説明してみます。
既にデッキを組んでいる方にとっても、環境理解の一助になれば幸甚です。
今日解説するのは、
赤単、探査、魂込め、ドラゴンリアニメイト、英雄的、白黒戦士、星座の7つのアーキタイプです。これらについて、(1)デッキの動き、(2)特長、(3)相性とメタゲーム、(4)マジック・オリジンからの新戦力、という観点から解説をしていきます。
それでは早速。
1.赤単
【動き】
優秀な1マナクリーチャーと軽量火力で押し込む環境最速のアーキタイプ。唯一の禁止カードを生み出した経緯あり
【特長】
環境屈指の爆発力があり、スライ型、バーン型、トークン型などバリエーションも豊富
【メタ】
直近の大会では常に意識されており、苦しいメタゲームが続く。禁止解除がどう影響するか
【新戦力】
先手1Tの《ゴブリンの栄光追い》は強力。また、《僧院の速槍》禁止解除は嬉しい限り。復権に期待したい
2.探査
【動き】
墓地を肥やし、高速で「探査」持ち生物を呼び出すアーキタイプ。専用除去や墓地を活用するタイプもある
【特長】
環境を定義する代表的なミッドレンジ。《サテュロスの道探し》《グルマグのアンコウ》等安定パーツが優秀
【メタ】
緑黒+αの構築でカスタマイズ性も高く、前回から急増した。今回も安定多数の予感。安定性も高く長期戦にも有利
【新戦力】
《群れの結集》は5枚目以降の《神々との融和》になれるか。他、墓地利用ギミックのカードは増えつつあり、意外なカードが活躍するかも
3.魂込め
【動き】
2ターン目5/5の勝ち筋があり、爆発力の高いアーキタイプ。展開力と速度は目を見張るものがある
【特長】
青茶+αのため構築幅が広く、ビートダウン、コントロール、コンボと応用幅も広い。一番はt赤で《爆片破》を使用する高速アグロタイプ
【メタ】
対策数の多さで成績が決まる。対策が少なければ少ないほど活躍するが、意識されやすいのも確か
【新戦力】
ORIで一気に強化。《鋳造所の隊長》《飛行機械技師》《つむじ風のならず者》はどれも強力。《隠棲した工匠》も面白い
4.ドラゴンリアニメイト
【動き】
《快速ウォーカイト》《忍耐の鱗王》等を素出し、または《恐るべき目覚め》で吊り上げて勝つアーキタイプ。《忍耐の鱗王》による無限コンボも内臓
【特長】
早いデッキに弱いがアドバンテージの豊富さは魅力的でファンが多い。環境で最も遅いアグロ・コントロール
【メタ】
DTK発売後の前回から急増、TOP4に3人を送り込む。早いデッキが多いと厳しいが、環境が遅ければ他の追随を許さない
【新戦力】
多色のためORIのカードを入れやすく、現時点での予測は不可能
5.英雄的
【動き】
各種「英雄的」生物をエンチャントで強化して殴るアーキタイプ。白を中心に青を加えるのが一般的
【特長】
対赤単への強さ、爆発力が魅力。除去を回避する手段も豊富でミッドレンジ相手も得意
【メタ】
毎回使用者はいるものの、成績は残せていない。リベンジなるか。布告系除去が環境にどれだけあるかが鍵
【新戦力】
やや重いが《ジェスの盗人》+《液態化》コンボは面白い。また、《伝染性喀血病》は継続的なアドバンテージをとれるため一考の余地有り
6.白黒戦士
【動き】
小粒のクロックを並べて殴る伝統的なウィニー。専用カードも多い
【特長】
ウィニーではあるものの、《鱗の隊長》のおかげで環境の全体除去が効きづらいほか《血顎の憤怒鬼》のブロック制限が強烈
【メタ】
第4回、第5回ではTOP4入り。全体除去やライフゲインが多いメタだと厳しいが、クリーチャーで戦線維持を図るデッキには強い
【新戦力】
除去の選択肢として《天界のほとばしり》、ウィニーに《領事補佐官》が増えたが、採用のためには全体的な構築の見直しが必要
7.星座
【動き】
様々な形があるが、実績があるのは《死の国の造幣工》をフィーチャーした白黒系。ライフゲインで長期戦に持ち込み相手をゆっくり吸い殺す
【特長】
ライフゲインが赤単や白黒戦士に強く、長期戦や急戦形など様々な戦略を展開可能
【メタ】
総じて有利だが、サイドボード後の《自然に帰れ》で戦線崩壊必至。軸をずらした形の勝ち筋も必要
【新戦力】
ORIのエンチャントは非常に強力。青の《スフィンクスの後見》はロングゲームプランとかみ合っており、上手く使えれば強力
いかがでしたでしょうか?
もちろんこれ以外にも多くの可能性がありますが、彼を知り己を知れば百戦殆うからず。他の環境でもそうですが、メタゲームを想定した上でデッキを組み上げていきましょう。(過去の優勝者はいずれもサイドボードの練りこみが素晴らしかった、ということを付記しておきます)
当日のお越しをお待ちしております!
第7回 UC杯
日時
平成27年8月22日(土)
受付:11:30~12:00(定員:32人) 受付終了後開始
場所
一刻館宇都宮店
〒320-0803 栃木県宇都宮市曲師町3番12号シルバービル1階
TEL 028-633-6863
フォーマット
制限付スタンダード構築(※後述)
※DCIイベント申請区分は「カジュアル」となります。PWPは参加分1点しか付与されませんので、その旨ご留意願います。
対戦方式
スイスドロー3~5回戦ののち、
スイスラウンド上位4人によるシングルエリミネーション
参加費
500円
上位入賞賞品
シングルカード割引券を配布(予定)
(参加人数により金額等変動がありますので予めご了承ください)
特別賞
デッキ賞(シングルカード割引券等、素敵な賞品を配布予定)
使用可能セット・カード
スタンダードで使用可能なセット(テーロス、神々の軍勢、ニクスへの旅、Magic 2015、タルキール覇王譚、運命再編、タルキール龍紀伝、マジック・オリジン)において、下記に該当するもの
・基本地形
・コモンすべて(土地含む)
・アンコモンすべて(土地含む)
禁止カード
・レア、神話レアすべて
【備考】
・制限付構築の為、受付終了後、Round1開始前にデッキリスト提出をお願いしています。ご協力をお願いいたします。
・使用禁止カードの使用がラウンド進行中に確認された場合は、ジャッジが判断しますが、基本的に「ゲームの敗北」以上の懲罰が与えられます。予めご了承ください。
・初心者、大会未経験者の参加しやすい大会を目指しています。どなたでもぜひ気軽にご参加ください。ルールについてはスタッフが指導します。
・参加者の希望により、初心者講習会、構築講座、プレイング指南等のティーチングをいたします。スタッフ(担当:アンザイ)にお声掛けください。
# 他、ご質問等ございましたら、
# Twitter(@tokeimawari)、主催店舗(028-633-6863)もしくは
# 下記メールアドレスまでお問い合わせください。
# cheapwestあっとまーくmail.goo.ne.jp
【Notice】多色を組みたい方へ:
使用できる「基本でない土地」のおさらいです。
・《進化する未開地/Evloving Wilds》(M15、DTK、ORI)
・《未知の岸/Unknown Shores》(THS)
・タルキール覇王譚のタップイン2色土地(《平穏な入り江/Tranquil Cove》等10種)(KTK)
・タルキール覇王譚のタップイン3色土地(《神秘の僧院/Mystic Monastery》等5種)(KTK)
・《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》(M15)
・《光輝の泉/Radiant Fountain》(M15)
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