第8回UC杯は、参加者19人で行われました。
 スイスドロー5回戦+TOP4によるシングルエリミネーションの結果、オオミ タツヤさんが優勝に輝きました。おめでとうございます!(ちなみに、2連覇です)
 下記にデッキリストを掲載させていただきます。

 なお、次回開催予定は未定ですが、詳細が決まり次第、当日記で告知させていただきます。
 次回の参加もお待ちしております!

【優勝】オオミ タツヤ「青単コントロール」(青白「英雄的」)
土地 21
4《神秘の僧院/Mystic Monastery》
4《平穏な入り江/Tranquil Cove》
2《進化する未開地/Evolving Wilds》
7《平地/Plains》
4《島/Island》

クリーチャー 14
4《恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite》
2《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer》
3《道の探求者/Seeker of the Way》
1《ブリマーズの先兵/Vanguard of Brimaz》
4《戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite》

その他 25
3《液態化/Aqueous Form》
3《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod》
4《タッサの試練/Ordeal of Thassa》
4《神々の思し召し/Gods Willing》
4《果敢な一撃/Defiant Strike》
2《アジャニの存在/Ajani’s Presence》
3《頑固な否認/Stubborn Denial》
1《抵抗の妙技/Feat of Resistance》
1《宝船の巡航/Treasure Cruise》

サイドボード 15
1《ラゴンナ団の先駆者/Lagonna-Band Trailblazer》
1《道の探求者/Seeker of the Way》
1《ブリマーズの先兵/Vanguard of Brimaz》
1《ヘリオッドの試練/Ordeal of Heliod》
2《アジャニの存在/Ajani’s Presence》
2《トリトンの戦術/Triton Tactics》
2《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1《否認/Negate》
2《宝船の巡航/Treasure Cruise》

 オオミさんが前回と同じく青白英雄を駆って2連覇を成し遂げました! エンチャント対策カードを打ち消しに頼っており、プレイ中に「あれ、入ってない」と思ったそうです。本大会ではエンチャント系のデッキ(《スフィンクスの後見》ライブラリーアウトなど)が少なく、大事には至らなかったようです。その分増えた赤単、除去コンなどへの対策がはまり、この結果に落ち着いたと言えるでしょう。

【準優勝】カワマタ ノリオ「(デッキ名未記入)」(青赤《アーティファクトの魂込め》アグロ)
土地 21
1《精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon》
4《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
4《急流の崖/Swiftwater Cliffs》
4《神秘の僧院/Mystic Monastery》
4《島/Island》
4《山/Mountain》

クリーチャー 18
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
2《水晶の番人/Keeper of the Lens》
4《飛行機械技師/Thopter Engineer》
4《鋳造所の隊長/Chief of the Foundry》
4《つむじ風のならず者/Whirler Rogue》

その他 23
4《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4《アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact》
3《満月の呼び声/Call of the Full Moon》
4《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4《爆片破/Shrapnel Blast》
2《かき立てる炎/Stoke the Flames》

サイドボード 15
1《巻き添え被害/Collateral Damage》
1《引き裂く流弾/Rending Volley》
1《分散/Disperse》
2《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2《否認/Negate》
3《焙り焼き/Roast》
3《大地の断裂/Seismic Rupture》
2《宝船の巡航/Treasure Cruise》

 準優勝のカワマタさん(第2回での優勝実績があります)は、「青赤ハサミ」と呼ばれる親和系アグロで入賞しました。珍しいのはマジック・オリジンからの新戦力、《満月の呼び声》です。飛行クリーチャーへつけることでの継続的クロック、また《城塞》+《魂込め》にトランプルを持たせることでの無理矢理の突破と、デッキとかみ合いつつも単体での打点が高い強力なカードです。ただ赤単や英雄的といった相手にはすぐ剥がれてしまうので、サイドアウトすることも多かったとか。ミッドレンジ相手にはかなりのプレッシャーになりますので、このカードに目を付けたゆえの勝利と言えなくもないのでは。
 サイドボードには除去と打ち消しを入れ、ロングゲームに強い構成にシフトします。《分散》は《現実からの剥離》のほうがよかった、など反省もあったようです。

☆デッキ賞☆【TOP4】オオタ テツヤ「宇都宮コントロール」(黒赤緑t青コントロール)
土地 24
3《開拓地の野営地/Frontier Bivouac》
2《華やかな宮殿/Opulent Palace》
2《血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves》
4《進化する未開地/Evolving Wilds》
7《森/Forest》
3《沼/Swamp》
2《山/Mountain》
1《島/Island》

クリーチャー 21
4《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
4《荒野の後継者/Heir of the Wilds》
3《ジョルベイの闇潜み/Jorubai Murk Lurker》
4《ゼンディカーの具現/Zendikar Incarnate》
4《取り憑かれたスカーブ/Possessed Skaab》
1《ファリカの癒し人/Pharika’s Mender》
1《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》

その他 15
3《焦熱の衝動/Fiery Impulse》
4《究極の価格/Ultimate Price》
3《焙り焼き/Roast》
2《境界の偵察/Scout the Borders》
3《残忍な切断/Murderous Cut》

サイドボード 15
1《ジョルベイの闇潜み/Jorubai Murk Lurker》
1《ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth》
1《ファリカの癒し人/Pharika’s Mender》
1《回帰の泉/Font of Return》
2《悪性の疫病/Virulent Plague》
2《威圧の誇示/Display of Dominance》
2《帰化/Naturalize》
4《自傷疵/Self-Inflicted Wound》
1《大地への回帰/Return to the Earth》

 オオタさんのデッキは、環境に合ったカードを選んでいく「ソリューション」のような構成になっています。4色(黒赤緑タッチ青)のマナベースを実現するため《サテュロスの道探し》《境界の偵察》を採用して安定度を上げ、各色の強力なクリーチャーや除去を連打、《取り憑かれたスカーブ》《ファリカの癒し人》を採用して息切れを防ぎリソース差で勝つデッキになっています。
 フィニッシャーは《ゼンディカーの具現》が採用されています。後半になればなるほどパワーが上がるため、相手がリソース切れを起こした瞬間に勝負を決めることができます。一切の回避能力は持ちませんが、除去の多いこのデッキであれば、いつか攻撃を通すことができるでしょう。
 サイドボードは英雄的や親和、赤単といった苦手なデッキを見越して、その対策を多めに取っています。

【TOP4】フカザワ フミヒロ「殺らねば。」(赤単トークン)
土地 19
19《山/Mountain》

クリーチャー 12
4《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4《アクロスの十字軍/Akroan Crusader》
4《コラガンの先陣/Kolaghan Forerunners》

その他 29
4《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》
4《槌手/Hammerhand》
4《タイタンの力/Titan’s Strength》
4《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》
3《マグマの噴流/Magma Jet》
2《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4《軍族童の突発/Hordeling Outburst》
4《かき立てる炎/Stoke the Flames》

サイドボード 15
4《巻き添え被害/Collateral Damage》
4《焦熱の衝動/Fiery Impulse》
2《稲妻の一撃/Lightning Strike》
1《マグマの噴流/Magma Jet》
4《灼熱の血/Searing Blood》

 フカザワさんも2回連続TOP4入賞です(あと一勝が遠いようですが・・・)。前回大活躍の《コラガンの先陣》をより生かすため、《鋳造所通りの住人》を解雇、追加の火力に差し替えています。サイドボードは前回の「疾駆」持ち戦略ではなく、今回はバーン戦略に切り替えるようです。《灼熱の血》は同型戦やウィニー全般に強い効果的なカードです。また、マジック・オリジンの《焦熱の衝動》は小回りの効く便利な除去です。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 今回は前回から時間が空いていないため、あまりメタ的には動かないだろう、と思っていたのですが、皆さんしっかりメタゲームを意識してデッキが組まれており、水面下での対策が進んでいた模様です。
 これでテーロスブロックともお別れになります。先日フルスポイラーが後悔された「戦乱のゼンディカー」へのローテーション移行により、環境が変化します。土地のコモン・アンコモンのサイクルがとにかく強力な印象がありますが、実際はどうなのでしょうか。

 次の開催日程は未定ですが、分かり次第お伝えさせていただきます。

 お越しいただいた皆様、店舗スタッフの皆様、どうもありがとうございました!

コメント

ざわ
2015年9月22日13:42

毎度のことながら,大会運営お疲れ様です.

自分のデッキリストですが,サイドボードの記述に誤りがあるので訂正をば
誤:《焦熱の衝動/Fiery Impulse》
正:《焦熱の結末/Fiery Conclusion》
以上です.

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