雑な翻訳:Chanell Fireball「Deck of the Day – Green-White Aggro」By Eric Froehlich
2016年10月5日 Magic: The GatheringDeck of the Day – Green-White Aggro
By Eric Froehlich // 4 Oct, 2016
http://www.channelfireball.com/articles/deck-of-the-day-green-white-aggro/
アグロデッキを好きな人なら、カラデシュ産のおもちゃにはさぞかし興奮しただろう。
《密輸人の回転翼機》――何の話をしてもだいたいこいつの話になりそうだから、少し端折るとして、だ。環境に影響を与え、色々なデッキに入り得るカードだ。(SCGで優勝した)赤白機体のMVPではあるが、これがマッドネスや墓地肥やしみたいなシナジーの全くない白緑アグロにまで入るとしたらどうだろう?
実際、《回転翼機》の性能はちょっとばっかり狂ってる。ルーター能力付の2マナ3/3が、ほんのわずかな手間で手に入るのはおかしい。狂ってる。本当に狂ってる。
そうはいってもデメリットがないわけじゃないから、こいつが働くように少しばかりの工夫は必要だけどね。《スレイベンの検査官》はマナカーブに沿って展開できる簡単な方法だ。後からカードを引けて搭乗できるなんて最高だね。
《博覧会場の警備員》は今のスタンダードでは驚くようなカードじゃないが、それも《回転翼機》が変えてしまった。いずれ死んでしまうカードだ。対戦相手はあの手この手で3/3飛行に3点ダメージを与えようとしてくるからだ。しかし《警備員》はテンポの塊だ。ブロッカーを排除し、《回転翼機》に搭乗し、そのターンのダメージとルーター能力使用を許してしまう。そのあと《警備員》が除去されようが関係ない。
カラデシュ産のおもちゃはまだまだあるぞ。《新緑の機械巨人》を見てくれ。こいつをどう思う? 今までだって、いや現在進行形で世界中のMtGコラム記事を読んでいると思うけど、これだけふざけた神話レアが出る新弾は見たことがないよ!
一言でいえば、「アンフェア」だ。他のクリーチャーが戦場にいるなら、たった5マナで4/4トランプルと、4/4速攻が同時に手に入るようなもんだ。え? クリーチャーがいない? クリーチャーがいないなら、8/8トランプルを出せばいいじゃない。
当然、カラデシュ産の何某だけでは足りない部分があるだろうから、そこは旧知のやつらにご登場願おう。《森の代言者》は序盤、終盤ともに頼りになるクリーチャーだ。《ドロモカの命令》を失ったのは痛いが、《機械巨人》が6ターン目までに驚異を供給してくれる。《不屈の追跡者》は《不屈の追跡者》以外の何物でもない。後から巨大化するってのもうれしい。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》はマナカーブに沿って登場し、軍勢を生み出し、その軍勢を強化する術も持っている。トークンには機体にご搭乗願おう。
一番大事な新戦力は、《導路の召使い》だ。このカードは3ターン目《ギデオン》、4ターン目《機械巨人》といった動きを可能にする。パワーが2もある、っていうのは戦力として他のサポートをそれほど必要としない、ってことだ。エネルギーカウンターをそこまで得られないから何度も起動はできないが、その必要はないだろう。3~4ターン目で若干加速できればいいだけの話で、それがこのデッキにとっては重要なんだ。
みんな、この白緑アグロの最後のピースを探すためにスポイラーとにらめっこしていたと思うが、使ってみないとどう転ぶかわからない。《顕在的防御》は素晴らしい防御だった。たった1マナで《機械巨人》を含めたクリーチャーたちへの除去を弾くことができる。タイトなライフレースでも+2/+2修正が役に立つ。コンバットで勝つためやとどめの一撃として使える。大きなトランプル持ちに合わせられると最高だね。
白緑アグロはカラデシュから驚異となる新戦力を得てスタートラインに立った。その新戦力はこれを皮切りに、スタンダード環境の様々な場所で見かけることになるだろう。こいつらのベストな居場所を早めに見つけてやることが、新環境で勝ちぬくための一番の近道になるはずだ。
(デッキリスト略)
By Eric Froehlich // 4 Oct, 2016
http://www.channelfireball.com/articles/deck-of-the-day-green-white-aggro/
アグロデッキを好きな人なら、カラデシュ産のおもちゃにはさぞかし興奮しただろう。
《密輸人の回転翼機》――何の話をしてもだいたいこいつの話になりそうだから、少し端折るとして、だ。環境に影響を与え、色々なデッキに入り得るカードだ。(SCGで優勝した)赤白機体のMVPではあるが、これがマッドネスや墓地肥やしみたいなシナジーの全くない白緑アグロにまで入るとしたらどうだろう?
実際、《回転翼機》の性能はちょっとばっかり狂ってる。ルーター能力付の2マナ3/3が、ほんのわずかな手間で手に入るのはおかしい。狂ってる。本当に狂ってる。
そうはいってもデメリットがないわけじゃないから、こいつが働くように少しばかりの工夫は必要だけどね。《スレイベンの検査官》はマナカーブに沿って展開できる簡単な方法だ。後からカードを引けて搭乗できるなんて最高だね。
《博覧会場の警備員》は今のスタンダードでは驚くようなカードじゃないが、それも《回転翼機》が変えてしまった。いずれ死んでしまうカードだ。対戦相手はあの手この手で3/3飛行に3点ダメージを与えようとしてくるからだ。しかし《警備員》はテンポの塊だ。ブロッカーを排除し、《回転翼機》に搭乗し、そのターンのダメージとルーター能力使用を許してしまう。そのあと《警備員》が除去されようが関係ない。
カラデシュ産のおもちゃはまだまだあるぞ。《新緑の機械巨人》を見てくれ。こいつをどう思う? 今までだって、いや現在進行形で世界中のMtGコラム記事を読んでいると思うけど、これだけふざけた神話レアが出る新弾は見たことがないよ!
一言でいえば、「アンフェア」だ。他のクリーチャーが戦場にいるなら、たった5マナで4/4トランプルと、4/4速攻が同時に手に入るようなもんだ。え? クリーチャーがいない? クリーチャーがいないなら、8/8トランプルを出せばいいじゃない。
当然、カラデシュ産の何某だけでは足りない部分があるだろうから、そこは旧知のやつらにご登場願おう。《森の代言者》は序盤、終盤ともに頼りになるクリーチャーだ。《ドロモカの命令》を失ったのは痛いが、《機械巨人》が6ターン目までに驚異を供給してくれる。《不屈の追跡者》は《不屈の追跡者》以外の何物でもない。後から巨大化するってのもうれしい。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》はマナカーブに沿って登場し、軍勢を生み出し、その軍勢を強化する術も持っている。トークンには機体にご搭乗願おう。
一番大事な新戦力は、《導路の召使い》だ。このカードは3ターン目《ギデオン》、4ターン目《機械巨人》といった動きを可能にする。パワーが2もある、っていうのは戦力として他のサポートをそれほど必要としない、ってことだ。エネルギーカウンターをそこまで得られないから何度も起動はできないが、その必要はないだろう。3~4ターン目で若干加速できればいいだけの話で、それがこのデッキにとっては重要なんだ。
みんな、この白緑アグロの最後のピースを探すためにスポイラーとにらめっこしていたと思うが、使ってみないとどう転ぶかわからない。《顕在的防御》は素晴らしい防御だった。たった1マナで《機械巨人》を含めたクリーチャーたちへの除去を弾くことができる。タイトなライフレースでも+2/+2修正が役に立つ。コンバットで勝つためやとどめの一撃として使える。大きなトランプル持ちに合わせられると最高だね。
白緑アグロはカラデシュから驚異となる新戦力を得てスタートラインに立った。その新戦力はこれを皮切りに、スタンダード環境の様々な場所で見かけることになるだろう。こいつらのベストな居場所を早めに見つけてやることが、新環境で勝ちぬくための一番の近道になるはずだ。
(デッキリスト略)
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